構造塾大阪

昨年度(2017年度)に引き続き、今年(3月まで2018年度)も構造設計者である佐藤実先生主催・構造塾へ通っています。

私は凡人なので、人の倍以上努力し、常に学ばねばならないです。
年会費を払えば、全国の構造塾会場で受講できるため、今年度も大阪会場と広島会場に時間合わせて通っています。

本日は午後から構造塾3年目講座を受講しています。
今回は「構造計算書の読み取り方と地盤補強の整合設計」です。
難しい内容は割愛しますが、「建物の荷重」「基礎の接地圧」など理解を深めましたが、このように「構造」とは言葉や表現がどうしても難しくなりがちです。
さて、今回の講義後半に佐藤実さんから、地盤会社について「杭配置を軸力配置している、と言っている地盤会社は時点で一社もきちんと解析できていない。構造計算書を読み取れない人が杭配置を分からずやっている会社が100%」と話がありました。
軸力とは建物の柱から基礎~地盤へと力がかかるイメージですが、柱の軸力+床重量+基礎の重量が杭(柱状改良含む)にかかる。その杭配置を建物との整合を見ずに設定し、業者の皆様の逃げ口上は皆一緒「建築は建築の責任」と言うそうです。確かに建築士が最終責任を負いますが、地盤のプロ意識が足りないように感じます。私たち建築士は構造計算書を読み取る力を付けないと正しい判断が出来ないので、過剰であったり、コストがかかり過ぎかも?との判断が出来ないことにつながりかねませんから、学ばねばなりません。元々構造は苦手なのでなかなか理解できなくて苦労しますが、少しずつ面白くなっています。

耐震等級のランクについて
耐震等級1:建築基準法最低レベル=倒壊防止まで
耐震等級2:建築基準法(等級1)の1.25倍=震度7クラス1回損傷防止
耐震等級3:建築基準法(等級1)の1.5倍=震度7クラス2回損傷防止
と分けられますが、最近100年以内で大地震の発生回数を見てみると
昭和63年間の大地震15回→4.26年に一度の確率
平成30年間の大地震20回→1.45年の確率
と、段々大地震発生の確率は高まってきている、と言えそうです。
「生き物の中で地震で死ぬのは人が圧倒的に多い」と聞くと、なんとなく共感します。
私たちは地震で人が亡くなることのない建物づくりを目指します。

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