南区E様邸

この建物は築37年のツーバイフォー(2’×4’)住宅で、当時、ガスコンロで有名な岩谷産業さんが手がけています。

1階床が老朽化してきたので、張替えのため既存の床やキッチン内壁を剥がしています。
床板の合板は見た目の割に傷んでおらず、まだ充分な強度がありそうでした。
床組にはツーバイテン(2’×10’)、梁代わりにツバートゥエルブ(2’×12’)が使われていました。

ツーバイフォーとは2インチ×4インチの意味で、約38㍉×約89㍉です。
ツーバイテンは2インチ×10インチの意味で、約38㍉×約235㍉です。
ツバートゥエルブは2インチ×12インチで、約38㍉×約280㍉あります。
この他にツーバイシックス(2’×6’)ツーバイエイト(2’×8’)があります。

主な材種は(※1)スプルース(spruce)、(※2)パイン(pine)、(※3)ファー(Fir)で、すべて針葉樹。
これら北米産マツ科樹木の内、トウヒ属(Spruce)、マツ属(Pine)、モミ属(Fir)の区別なく総称して、S.P.F(エスピーエフ)材と呼びます。

このS.P.F材。シロアリが大好きなのです。芯材の含まれる材料は稀なので、防蟻処理をしておかないと、跡形もなく食べられてしまいます。
新築や(※4)スケルトンリフォーム(※5)ホウ酸防蟻処理ができれば良いのですが、今回のような部分リフォームだと薬剤処理を選択するようになります。

協力業者のピコイさんに潜って消毒作業とシロアリ防除作業をしてもらいました。
幸い、シロアリ被害はなかったので、ひと安心です。

(※1)マツ科トウヒ属の常緑針葉樹の総称。 スプルース (スプルス) ベイトウヒ 【米唐檜】 クリスマスツリー型の典型的な針葉樹。

(※2)樹木の一種である松を意味する英語の pine を語源。

(※3)マツ科モミ属の常緑針葉樹。クリスマスツリー型。

(※4)建物の骨組み(構造体)以外を撤去して行う改修工事。

(※5)弊社2018年06月25日ブログもご覧下さい。

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